・眼科(小児・こども対応)・脳神経外科/神経内科(頭痛、認知症)・歯科/口腔外科
〒242-0016 大和市大和南2-6-8 大和南メディカルモール1・2階
歯科・脳外: 046-204-7473
眼科:046-204-9625
記憶力、理解力が悪くなったのでは?と気がかりな方やその家族の方の外来です。
もの忘れは、加齢による場合と病気によって発症する場合があります。加齢による緩やかな発生は心配ありませんが、認知症といわれる脳や身体の病気が原因の場合、放っておくと進行も早く、日常生活に支障をきたす様になります。もの忘れが自然なものか、病気によるものかを診断し、必要な場合は治療を行う外来です。
(1) 当院は、もの忘れと軽度認知機能障害(MCI)、認知症との判断を
等を行い診断させて頂きます。
さらに、生活習慣病の合併について、日常生活上の不自由さを考慮して患者様の生活をトータルケアして参ります。
(2)日常生活上のチェック
以上を踏まえてトータルでフォローして参ります。
当日はなるべく家族や親類の方などご本人の日常生活をよく知る人が同伴してください。
服薬中のお薬があれば持参してください。
口頭での質問や簡単な図形、絵を描いて記憶力・理解力を調べます。
もの忘れ、認知症の原因となるホルモン異常やビタミン欠乏、貧血、肝臓、腎臓の機能低下などを調べます。
脳の委縮の程度、脳梗塞、脳腫瘍の有無を調べます。
検査は近隣のグループ医療機関にて、検査を行います。グループ医療機関には送迎車にて送迎を行っております。
VSRADは前駆期を含む早期アルツハイマー型認知症に特徴的にみられる内側側頭部(海馬・扁桃・嗅内野の大部分)の萎縮の程度をMRI画像から読み取るための画像処理・統計解析ソフトウェアです。
コンピュータによる画像統計解析処理により、客観的に脳の萎縮を評価できます。
病理学的に解析した早期アルツハイマー型認知症に特徴的にみられる萎縮部位を関心領域として組み込み、視覚的に萎縮を判定できるとともに、自動解析により萎縮の程度を算出します。
健常者DB(54歳~86歳の男女80名)を実装しています。
もの忘れが主たる症状であるが、日常生活への影響はほとんどなく、認知症とは診断できない状態を軽度認知機能障害(MCI)といわれています。軽度認知障害と判定されても、必ず認知症に進行するとは限りません。認知機能を維持できるように適切な対応をすることで、認知機能を向上・維持させ、認知機能の低下に一定の歯止めをかける効果もあると言われています。対応の内容は、その方の状態などによってことなり、場合によっては専門医と連携し進めていくケースもあります。
MCIを早期発見し、対応した場合、回復または機能維持が可能となり、理想的な健康寿命のまっとうに近づいた状態となります。
脳や身体の病気が原因で、記憶、判断力などに障害が発生し、日常生活にも支障を来すほどの病的な状態をいいます。この原因を早期に発見し、原因に応じた治療を早期に開始し、症状の改善や進行を遅らせることができます。原因としては[アルツハイマー病]や[脳血管障害]などが考えられます。認知症は、早期診断、早期治療がとても大切で、早く治療を開始することで、進行を遅らせる事ができる場合や、症状が改善する場合もあります。
アルツハイマー型認知症は、認知症の中で最も多い病気です。脳の細胞が異変を起こし、記憶に関係する海馬や側頭葉後部などに委縮がみられます。
症状としては、記憶障害、判断力の低下、見当識障害、妄想、不安、徘徊などがみられます。アルツハイマー型認知症は早期治療により進行を送らする事ができます。
脳梗塞や脳出血など脳血管障害によって引き起こされる認知症です。
易怒、歩行困難などの症状がみられ、脳血管障害の発作を繰り返すごとに段階的に症状が進行します。
レビー小体とはパーキンソン病の神経細胞にみられる物質ですが、このレビー小体が大脳皮質にひろく出現することで発症する認知症です。高齢者の場合は、アルツハイマー型認知症と間違われやすいですが、パーキンソン病と同様の動作緩慢、歩行障害といった運動症状がみられます。
前頭葉や側頭葉前方の委縮が目立ち、症状としては、記憶障害よりも非道徳的な行動(万引きなど)や常同行動がみられます。
若年性認知症とは、18歳以上65歳未満で認知症の症状がある場合の総称で、原因がつかめているものと原因がわからないものに分かれます。